映画「アメリカン・スナイパー」を観た。 2014年のアメリカ映画。監督はクリント・イーストウッド。出演はブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラーほか。 実在したアメリカ軍の狙撃手、クリス・カイルの自伝が原作。同時多発テロ事件を契機としたイラク戦争…

「常田大希 混沌東京 -TOKYO CHAOTIC-」を観た。 Netflix配信のドキュメンタリー。元はNHKの作品で拡大版らしい。2020年の音楽活動の映像だ。 とにかく圧倒された。この人はいったいどんな世界に棲んでいるのだろう。 自ら十種の楽器を演奏し、作曲・編曲を…

映画「セーヌ川の水面の下に」を観た。 2024年のフランス映画。監督はザビエ・ジャン。出演はベレニス・ベジョほか。 パリ五輪まであと１ヶ月。テレビのニュースで旬の話題だ。ということで、この映画。 環境変化で巨大化した鮫。淡水にも適応してセーヌ川に…

原田マハの「おいしい水」という本を読んだ。 図書館の書架で偶々手に取った。この本、外見が良かったのだ。 暖色系の不思議な空気感の表紙。B6版の薄手のハードカバー。短編一話くらいの文字数。絵本とも思えるような豊かな挿絵。 画は伊庭靖子という人。近…

映画「Mr. & Mrs. スミス」を観た。 2005年のアメリカ映画。監督はダグ・リーマン。出演はブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリーほか。 結婚して5、6年のスミス夫妻。お互いに素性を隠しているが、実は二人とも凄腕の殺し屋だった。ある事件から、互い…

「ジョシュア 大国に抗った少年」という映画を観た。 2017年製作のアメリカ映画。返還後の香港での民主化運動を扱ったドキュメンタリー。監督はジョー・ピスカテラ。 1997年英国から中華人民共和国に香港が返還された。一国二制度で特別な自治を認められたが…

「押井守のサブぃカルチャー70年 YouTubeの巻」という本を読んだ。 映画監督押井守（73）が面白いと思ったチャンネルを紹介してる本。紹介してる情報もさることながら、監督の考え方が面白い。 YouTubeは予備知識も考える力も要らない「受動的娯楽」だと言う…

一泊の旅行で小豆島に来ている。 小豆島では映画が結構撮られてて、「二十四の瞳」の映画村もあるし、「八日目の蝉」(2011年)や実写版の「魔女の宅急便」(2014年)なんかも小豆島で撮影されたらしい。 「魔女の宅急便」のロケ地になったオリーブ公園では、無…

映画「ゆるキャン△」を観た。 2022年製作の日本アニメ映画。監督は京極義昭。原作はあfろ。アニメ制作はC-Station。 漫画雑誌、漫画配信、テレビ放映の後の劇場版。いきなり劇場版から入る邪道は毎度のこと。アニメ好きの友人が高評価していたので観ることに…

映画「アリー／スター誕生」を観た。 2018年公開のアメリカ映画。監督はブラッドリー・クーパー。出演はブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ他。 1937年公開の「スタア誕生」の３度目のリメイク版。バーで歌う無名の女性歌手が、メジャーの男性歌手に見…

映画「ブルー・ワールド：命の水を求めて」を観た。 2020年のカナダ映画。50分のドキュメンタリー。Netflixの配信。 世界各地の取組を紹介しながら、水問題対策の必要性を訴求する。ちょっと教育テレビっぽい内容で、政治的な宣伝の香りもしたけれど、水問題…

「黄泉の兵士：始皇帝陵に眠る謎」という映画を観た。 2024年製作のイギリス映画。77分のドキュメンタリー。Netflixの配信。 面白かった。考古学の面白さと、秦朝末期の歴史の面白さと、両方が楽しめる。 村人が井戸を掘っていて、兵馬俑の最初の破片を発見…

映画「ミナリ」を観た。 2020年のアメリカ映画。監督・脚本はリー・アイザック・チョン。出演はスティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ほか。 アメリカに住む韓国系移民の一家。娘・息子と父母。そして韓国から呼び寄せた祖母。それぞれに思…

映画「ロンゲスト・ヤード」を観た。 有名な映画だけど、こんな最近だったっけ？と思ってたら、1974年の同名作品のリメイクだった。 2005年のアメリカ映画。監督はピーター・シーガル。出演はアダム・サンドラーほか。 八百長で収監されたフットボールの元ス…

映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観た。 2022年公開の日本アニメ映画。監督・脚本・原作は井上雄彦。制作会社は東映アニメと、ダンデライオン。 面白かった！124分どっぷり映画に浸かった。 原作の漫画は1990～1996年。連載終了から26年が経つ。 原作を見てい…

「幾夜の鈴」（高田郁）を読んだ。 あきない世傳 金と銀 シリーズの特別巻上下の二冊目だ。 特別巻の上と同じく、主人公以外の登場人物たちの後日談。四つの短編の物語。 中でも良かったのは第三話。主人公の幸の妹、結の後日談。 美しくて賢くて何でも手に…

テレビドラマ「スイッチ」を観た。 2020年放映の2時間ドラマ。脚本は坂元裕二。監督は月川翔。出演は阿部サダヲ、松たか子ほか。 楽しめた。主演二人が演じる男女。二人のキャラクターと組合せ。それだけだが、それだけで十分に楽しむことができた。 行きず…

「見るだけでデザインセンスが身につく本」を読んだ。 読んで、デザインセンスが身についたとは思えないが、自分にとって新しい発見があった。 デザインは課題解決なのだと言う。（それに対してアートは課題提起らしい。それはさて置く。） クライアントの要…

「ラム・ダス -最期を生きる-」という映画を観た。 2018年のアメリカ映画。31分のドキュメンタリー。Netflixの配信。 ラム・ダスという人を全く知らずに選んだ、短編ドキュメンタリー。 宗教家らしき老人の晩年の映像。マウイ島の自然に囲まれて、目前にある…

映画「ビッグフィッシュ」を観た。 2003年製作のアメリカ映画。監督はティム・バートン。原作はダニエル・ウォレスの物語。脚本はジョン・オーガスト。出演はユアン・マクレガーほか。 不思議な感じの、観終わった後に満足感に浸れるファンタジー映画。 どん…

映画「ペッツ・アウトロー」を観た。 2022年のアメリカ製作。Netflixのドキュメンタリー。監督・製作はブライアン・ストーケルとエイミー・バンドリアン・ストーケル ペッツ（PEZ）。欧州生れのタブレット菓子。人形の形をしたプラスチック製のケースに入っ…

映画「レナードの朝」を観た。 1990年のアメリカ映画。監督はベニー・マーシャル。出演はロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズほか。 原作は医師オリヴァー・サックスのノンフィクション。実話に基にした映画だ。 舞台は1969年、ブロンクスの慢性神経…

「成瀬は信じた道をいく」（宮島未奈）を読んだ。 衝撃デビューの成瀬あかり。シリーズ第二作だ。 成瀬は成長が早い。第一作では中学生だったのに。本作では大学生になってしまった。貴重な時期をそんな早送りしては勿体ないではないか。 でも、そうか。成瀬…

映画「エイプリルフールズ」を観た。 2015年公開の日本映画。監督は石川淳一。脚本は古沢良太。出演は戸田恵梨香、松坂桃李ほか多数。 4月1日エイプリルフールだから。７つの嘘のエピソード。それらが微妙につながってたり。 7つもお話があるので、有名な役…

「黒澤明の映画入門」（都築政昭）を読んだ。 本書の題名は２つの意味を掛けているのだろう。 黒澤明の<映画入門>という意味と<黒澤明の映画>入門という意味の二つだ。 黒澤明が映画について語る言葉を多く載せている。それら一つ一つが、映画とは何かという…

「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ。 宮島未奈の小説。デビュー作にして2024年の本屋大賞の受賞作。 面白かった。ほぼ一気読み。人気があるのも頷ける。 ６編の連作短編。物語が面白いというよりも、何より主人公である成瀬あかりのキャラクターが燦然と輝…

映画「ケイコ 目を澄ませて」を観た。2022年の日本映画。監督は三宅唱。出演は岸井ゆきの、三浦友和ほか。原作は元プロボクサーの小笠原恵子の自伝「負けないで！」。 先天性の聴覚障害のケイコ。プロボクサー。 映画は彼女の静かな日常を映す。ジムでの練習…

映画「ヒメアノ～ル」を観た。 2016年の日本映画。監督・脚本は吉田恵輔。原作は古谷実の漫画。出演は森田剛、濱田岳、佐津川愛美ほか。 最初は笑えるラブコメで、やがて少しエッチなラブコメになり、だんだん怖くなってきて、後半はスプラッター的なホラー…

映画「アインシュタインと原爆」を観た。 2024年イギリス製作。本人を含めた当時の記録映像と、俳優によるドラマ映像を交えたドキュメンタリー。 監督はアンソニー・フィリップソン。出演はエイダン・マクアードル他。Netflixによる配信。 ユダヤ人を迫害す…

｢バーン・アフター・リーディング｣という映画を観た。 2008年のアメリカ映画。監督・脚本・製作はイーサンとジョエルのコーエン兄弟。出演はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチほか。 スパイ映画のパロディだろうか。ハリウッ…