聴刻堂のひとりごと

映画、読書、ときどき旅行

映画「違国日記」

映画「違国日記」を観た。

2024年の日本映画。
監督・脚本は瀬田なつき
出演は新垣結衣、早瀬憩、夏帆ホカ。
原作はヤマシタトモコの漫画。

漫画も売れて、TVアニメにもなっ
て放映されたらしいが、実写版の
本作で観るのが初めて。

小説家で人見知りの高代槙生。大
嫌いだった姉夫婦が交通事故で亡
くなり、一人残った中学三年の姪
の田汲朝を引き取って一緒に暮ら
し始める・・・。

いい感じの映画だった。何がいい
感じかと言うと、人と人との距離。

槙生と朝。他人以上、親子未満。
その距離感がお互いにいい感じだ。
成年後見人にはなるが、養子には
しない。一緒に暮らすが、親代わ
りにはならない。

槙生と、夏帆が演じる友人の奈々
も、親友だが干渉し過ぎず、お互
いに尊重しあってる関係が気持ち
いい。

朝と、学校の友達との距離もいい。
仲の良い友達もできるのだが、あ
る一定の距離は空けられている。

それが物足りないとか、孤独なよ
うに感じる人もいるかもしれない
が、互いに別の人間どうしの関係
として適切な距離であるようにも
思えてくるのだ。